ビタミンカラー「黄色」が好きな方って、どんな方でしょうか?
明るく社交的で話し上手。
ちょっぴりお調子者で、自己中心的なところ。
常に変化を求め、好奇心、知識欲旺盛で、理想のために頑張る勉強家。
人の輪の中心にいて、いたいと思っている…
黄色を好む方たちって、そんな方ではありませんか?

黄色は、左脳を刺激して記憶力、集中力や判断力を高める色と言われています。
鮮やかな色の多用は避けたいですが、勉強部屋や作業空間のインテリアに取り入れると効率アップが
図れるかもしれません。
また、試験の時には集中していつもの実力を発揮できるように黄色の筆記具もお勧めです。

黄色の視覚効果とは?

黄色のポップをスーパーやドラッグストアなどでよく目にしませんか?
黄色はアイキャッチ効果の高い色です。遠くからでも目立ち、実際より大きく感じられる膨張色であり、
さらには実際の距離よりも前に出て見える進出色でもあります。
そんな視覚的な特徴を利用して、標識をはじめ、看板や広告、商品パッケージなどにも頻繁に使われます。
通学中の児童が用いるランドセルの黄色いカバーや帽子、子供用の傘などが黄色なのもそんな色の効果が
活かされているのです。

東洋での「黄色」と、西洋の「黄色」の違い

黄色は、古代中国の哲学思想陰陽五行の考えでは、万物の中心で富や権力の象徴として捉えられてきました。
この思想は日本にも伝えられ、沖縄の王朝が王家の色にしたり、皇室においては天皇や皇太子の特別な色
として今日もなお受け繋がれています。
仏教、儒教、ヒンズー教などでも、光の色として神聖化され、僧侶の衣や神社仏閣に最高位の色として
使用されています。
このように東洋ではたいへん尊ばれた黄色ですが、西洋では一転。
キリストを裏切ったユダが黄色の服を身に着けて表現されたことなどから、ヨーロッパの中世紀には裏切り、
偽善、ねたみ、臆病などの意味をもつ色として、囚人服の色に使われたり、犯罪者の家の壁を黄色く塗装したり
とマイナスイメージの強い色でした。
現在でも英語の“yellow”は俗語で「臆病もの」を意味しているのですよ。

新年にぴったりビタミンカラー「黄色」をのせて…

お正月のおせち料理の黄色と言えば「栗きんとん」ですね。
もともと黄色のサツマイモと栗の甘露煮などを使用するのが一般的ですが、さらにクチナシの実で黄金色に
着色した栗きんとんは重箱の中でひときわ輝いて見えます。
「勝ち栗」という言葉があるように栗が何事にも勝つという意味の縁起の良い食材であること、お金や財を
意味する黄色であることから、勝負運、金運・財運アップ、商売繁盛の願いが込められた料理なのです。
金運と言えば、黄色の財布が人気のようですが、実はお金の出入りが激しくなるという意味を持ちますよ。

黄色のもつ意味や効果を知ったところで、黄色のように晴れやかに明るく、新年を迎えていきたいですね。

*以上の内容は、webマガジン“ケノコト”に掲載したものです。

『色のハナシ』の一覧はこちら