自然な安らぎカラー「緑色」。
緑色が周りにあるだけで穏やかで中庸な気持ちに。わたしたちに安らぎや安心感を与えてくれますね。
ふと、「緑が気になる」時、日々が忙しすぎたり、ストレス過多な状態かもしれませんよ。
さぁ、暮らしに「緑色」を添えてみませんか?

「緑色」のもつ効果

穏やかで中庸、私たちに安らぎや安心感を与えてくれるのが緑です。ふと、「緑が気になる」時、日々が
忙しすぎたり、ストレス過多な状態かもしれません。
そんな時はインテリアに緑を増やしたり、食事も緑を意識して摂ってみましょう。
副交感神経に作用し、興奮した神経を鎮め、疲労回復も期待できるでしょう。
「青葉は目の薬」や「アイレストグリーン」という言葉があるように緑には目の疲れを回復させる働きや
頭痛緩和の効果もあると言われていますよ。

食卓にも欠かせない「グリーン」

グリーンサラダにプチトマトを飾った途端、食卓がパッと華やかになります。料理の盛り付けにぜひ
知っておきたい緑の使い方があります。
色は補色と呼ばれる正反対の色同士の組み合わせによってお互いの色を引き立てる効果があります。
緑と赤はまさに補色関係。
レタスとトマト、お刺身と大葉、肉の上に置かれたクレソンなどはそんな一工夫によってよりお互いの
色を引き立て美味しそうに見せる演出なのです。
盛り付けのお皿、ランチョンマットなどでも応用できますね。

緑色を青色と呼ぶのはなぜ?

日本語には「青葉」「青虫」「青信号」など緑色をしているのに「青」という言葉で表現されるものが
数多くあります。
古代の日本語には色を形容する言葉として「赤し」「青し」「白し」「黒し」の4つしかなかったと
言われています。ですから、緑色は青の範疇だったようです。
のちに繊細な色の違いを楽しむ文化が発展したこと、社会的に細かな色の区分が必要になっていった
ことから日本語の分化が進みました。
黄緑から青緑まで色の範囲がとても広い緑色はたくさんの色名がある一方で、そんな昔の名残を感じる
ことができる色でもあるのです。

今年のトレンド、グリーナリー

流行色は2年前に決まっていることを知っていますか?
実は、実際のシーズンの2年前にインターカラー(国際流行色委員会:2016年現在加盟16カ国)に
よって各国が持ち寄った色の中から流行色の選定が行われるのです。
ファッションだけでなく、インテリア、プロダクトなどあらゆる分野で商品開発やプロモーションに
この流行色が仕掛けられているのです。
そして、今年2017年“カラー・オブ・イヤー”(今年の色)として発表されているのが「グリーナリー」
(新緑のような黄緑)です。
不安定な政治、社会情勢の中で人々に安心をもたらし、希望、再生、エネルギーの象徴である緑がまさに
今年の色なのです。
2017年春夏のコレクションでは緑のドレスでランウェイを歩くモデルたちの姿が多く見られましたよ。

自然のカラーを象徴する色でもある「緑色」。
緑色がそばにあるだけで、心までをも癒してしまう効果があるのはグリーンならではなのかもしれませんね。

 

*以上の内容は、webマガジン“ケノコト”に掲載したものです。

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